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This is my

CURTAIN UP

私の人生にはいつも「舞台」がありました。「舞台」はいつも私を新しい世界に連れていき、沢山の人々に出会わせてくれます。人間力の重要さを教えてくれたのも、人生を生き抜いていく力をくれたのも、踊りや音楽を通した自己表現を全身全霊学び続けた舞台があったからです。

プロとして演じる側で、そして振付、演出のクリエイターという立場として指導する側で、25年に渡り様々な角度から舞台に携わってきました。厳しい現場で磨き抜いてきた技術、"人に伝える"ことについて深く考え実践し続けてきた経験。そして何よりも、人種も国籍も年齢も違うたくさんの人々との出会いと葛藤、発見。私が舞台人として感じ、学び、得てきた「生きた実感」があるからこそ、今伝えたい、伝えられることがあります。

私の人生にはいつも「舞台」がありました。

和田奈未子演出・振付作品『Jesus Christ Superstar』より

Namiko Wada

演出・振付家　/ 元劇団四季

1998年劇団四季45周年記念オーディション合格。
『Beauty and the Beast』『Phantom of the Opera』『劇団四季 SONG & DANCE』『夢から醒めた夢』などで活躍を続けた。退団後の2003年、アメリカを本拠地に持つテーマパークにて振付家デビュー。以来、様々なスタイルの演出・振付作品を生み出し、15年ものロングランを達成している作品もある。2016年には演出・振付家としてニューヨーク OFF OFFブロードウェイデビューも飾っている。(作品『Jesus Christ Superstar』)

その他、イギリス・フランス・オーストラリアなど各国でのダンス指導やオーディション審査員などを歴任。

クリエイターとしての活動と並行しアメリカの芸術団体「Main Street Theatre & Dance Alliance」へのインターンシップなど交流を深め、演劇やエンターテイメントをどう日本社会に生かすかを研究。様々な土地の芸術振興にミュージカルを役立てている他、舞台芸術を通した教育活動にも力を入れている。コロナ禍にも、NYの子どもミュージカルプロジェクトチームへの参加、NY育英小学校では現地の子ども達へのミュージカルワークショップを開催するなどの活動を行った。

夢は”望む人は誰でも参加出来る市民ミュージカル”の実現！世界の素晴らしい作品を題材に取り組み、様々な学びと体験の場を作りたい。海外と日本とを舞台芸術でつなぎ、若者たちに相互理解と学びの場を提供し続けていきたいと思っている。